スカルプトの作業工程検証

スカルプトの作業を効率的に作業できるよう、チョットだけ検証してみた。

まずはMudboxで検証を試みたが、データを受け渡してくれず断念。
何かデータ的に工夫が必要なのかもしれないが、この程度(一部の頭部メッシュのみ)のモデルで要求すること自体に問題を感じるので、今回は論外とした。

まずはZBrushにデータをもっていき、チョチョイッとフェイスリフトを含めて調整をおこなってみた。

2011-10-03_B

ZBrushにインポート調整をおこなった

この程度であればSoftimageでもモデリングにより問題なく作業できるのだが、ZBrushの感覚的マジックなのか?、Softimageでは気がつかなかった問題点などが視認でき、調整において威力を発揮する(着眼点を変えたような感覚を得られる??)。

作業が完了したらOBJファイルでSoftimageにデータを戻し、マテリアルをオリジナルからコピー、Gatorでエンベロープを転送した。

2011-10-03_C

インポートしたデータをレンダリング

ZBrushをSoftimageで使用しようとするとOBJ形式を使用してのインポート、エクスポートなる。ただし、実際にやってみるとスカルプト作業自体がそれほど頻繁に行き来する物ではないので問題無いと感じた。Mudboxのように”メニューから転送を選んで一発で”といいながら、結果として落ちたり、読み込みで止まったまま帰ってこないというのであれば、原始的な手法てあっても結果としてインポート、エクスポートの方が手っ取り早い。
個人的な感想だが、Mudboxに関しては今後に期待するとして、現状はZBrushを使用した方がスカルプト作業はし易そう(ZBrushに慣れているということもあるが・・・)。