1995トイストーリー制作環境に時代を感じる

インクレディブル・ファミリーのCMを観て、ふとディズニーとピクサーについて考える。
2018-07-12
今では2D部門を一掃したディズニー、いったいいままでどんな作品を作ってきたのだろう?
チョットYouTubeで検索してみた。

2D部門を閉鎖(2013年)したため最後の方は3DCGオンリーになってるなぁ。
ディズニーの3DCGアニメーションというとピクサーが全部制作していると誤解している人も少なくないと思うけど、ピクサーが1995年トイ・ストーリー制作以降にウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオも10年遅れでチキン・リトル(2005年)で3DCGに参入ししている。
“アナ雪”としてお馴染みのアナと雪の女王もピクサーではなくウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ制作。でも初期のチキン・リトルでは技術的に未発達だったためかVFX=ILMとなっているみたい。他にもボルト、シュガー・ラッシュ、ベイマックス、ズートピア、モアナと伝説の海などがウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ制作となっている。
今度は3DCGの老舗ピクサーに限定して今昔ムービーを見てみよう。

見たことのないものもけっこうあるな。
作品を振り返ってみて意外だったのが”リメンバー・ミー”。絵柄的にウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ制作だと思っていたのに、実際はピクサーだったこと。個人的にだけど、なんか2社の境界が曖昧になってきてなって感じがする・・・
ムービーを見ていて制作現場の今昔ムービーを見てみたくなり検索してみた。


1995年公開のトイ・ストーリーのメイキングに時代を感じるなぁ。
特にエルゴノミクス(人間工学)を無視した3ボタンマウスがスゲー懐かしい、、、ツールもインハウス感漂うもので、現代の若いデザイナーに世代には使用感が想像できないだろうな。
ピクサー制作スタッフ”よくあの環境で制作できたな”と感心させられる。制作大変だったろうな、当時世界的に例をみないプロジェクトだったろうしね。
世界のフル3DCG映画を牽引するウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオとピクサー。でも個人的に好きな路線を行っているのはウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオなのだが、世の中では”ディズニー=ピクサー”って感じが根強い。
なんかちょっと残念な感じ。
まぁ、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオが作ると「ディズニーが贈るアニメーション映画」で、ピクサーが作ると「ピクサーが贈るディズニー映画」みたいな感じのPRがされるから仕方がないか。。。
・・・名称もやっぱ長いかな。”ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ”って、
舌噛みそうで馴染めない・・・