マザーが戻るまでに水冷化の用意

マザーボードが戻ってくるまでに、CPUの冷却系を見直すことにした。

現状CPUの冷却効率が空冷(並列の前方吸入-後方排気)では効率が若干悪く、室温26℃(CPU72℃超)以上で熱暴走を起こしてしまった。

※CPUの温度はマザーボード情報をソフトで計測したものだが、アイドル時の計測値をBios画面の計測値と比べてみると大きな誤差があり、CPUの本当の温度は+15℃くらい上の温度域にあるものと推測される。つまり、熱暴走は実際には87℃以上の高い温度で起きているものと思われる。。。

そこで、今後の夏場への気温上昇を考慮し、CPU周りの冷却を見直すことにした。

もともとCPUのXEON E5-2687Wは発熱量が高く、冬場でも別売の純正クーラーで60度以上となる代物。やはり一筋縄とはいかなかった。室温をエアコンで常時24℃前後にコントロールすれば問題は無いのだが・・・これからの夏には電力的に厳しいことになる。

ネットで情報を集め、様々な冷却パーツで組み合わせを考えたところ、最終的には水冷化を施すことが最も有効な手段であるとの結論に達した。

決め手は “スペースの優位性” 。

水冷は冷却性能が高いわりにヘッド本体がコンパクトにできているので、CPU周りに圧倒的なスペース的余裕ができる、これによって大型空冷ファンではその本体が邪魔をして冷却することが不可能であったメモリも、高さのあるヒートシンク+冷却ファンを設置することで冷却することが可能になるのだ。

とはいっても新品同様の空冷を2つ捨て、水冷を購入するのは出費としては痛いのだが、、、しかし東電の今年の電力供給にも昨年同様に不安がある、、、
世間が節電に努めているのに、ガンガンとエアコンで電気を使うのは心が痛む。
ここは世間体も踏まえ、節電効果を狙いで奮発する、ってことで名納得をしておこう。

購入するのはCPUの簡易水冷システム2セットと、メモリ用としてヒートシンク8枚分とメモリ用冷却ファン3機。あとメモリ用冷却ファンのためにファンコネクターが4口必要となるため、電源4分岐ケーブルも購入した。
※メモリ用冷却ファンは4機必要なのだが、1機ストックがあるため3機とした。

[CPUクーラー 2機]
Thermaltake(サーマルテイク) Water 2.0 Extreme CLW0217

XIGMATEK Cuirassie-N002

[メモリー用ヒートシンク 8セット]
XIGMATEK Cuirassie-N002

HyperX Fan KHX-FAN

[メモリー用空冷ファン 3機]
HyperX Fan KHX-FAN

FANGuard-M12(B)/II

[CPUクーラー用ファンガード 4個]
FANGuard-M12(B)/II

OWL-CBFN004

[ファン用電源4分岐ケーブル]
オウルテック OWL-CBFN004

購入小計 40,654円

・・・アイタ、タ、タ、痛い出費だ。
でも3年間使うものだから、キッチリとしたものにしなくては・・・・・・。
ここが奮起、奮発のしどころだ。