お盆、休み無く仕事

blog_2011-08-17

3D絵本制作

3D絵本では面倒な表現手法を用いていて、状態の確認や調整も大変。

これら絵本(風)のコンテンツはへたに立体視なのでごまかすのが面倒となる、2Dであれば問題の無かった箇所も奥行きによって違和感となってしまうからだ。そのためカメラや被写体までの距離、見せたい構図等の状況に応じて空間や空間内部の物体を変形してやる必要が発生してくる(まぁ通常の絵本でも同様なことをしているけどね、でもそれらを立体視で違和感が出ないように作ることが問題)。

しかも直接モニターで確認できれば問題ないのだが、素材を静止画や動画に落とした後でSDカード経由で携帯端末による確認という環境なのでとっても大変。特にアンドロイド系は電源落とさないとSDカードの抜き差しができないのも困りの種。特に今使っている端末はバッテリー外さないとSDカードの出し入れできない仕様だからねぇ・・・また、スマホ関係のOSは一度電源を落としたら、起動にはイラっとくるほど時間が掛かる。

全くもって制作環境としては整備されていないのが現状。今は過去に制作したコンテンツから得られたデータをベースに当たりをつけて制作をしている。細かいチューニングはできないが、この環境では仕方が無い。とはいえ少しでも今までの構成にないレイアウトをしたい場合は、手間は掛かるが実機端末での確認調整が必要になる。。。

今制作しているタイトルは今月中に完成させなくてはならない、ひとまずレンダリング作業に入るまでは踏ん張らねばならない。