iPadを一ヶ月使ってみた感想

まさにライフスタイルを変えるツール。
今までも存在した既存のテクノロジーを使いやすいよう上手くまとめた完成度の高い製品。
便利なツールやゲームは豊富なAppsの中からダウンロードし直ぐに使用できるし、
バージョンアップがあった場合も、ちやんと告知してくれる(もちろんアップデートもワンタッチで完了)。
 
しかも、販売されているAppsの価格が安い。
ほとんどのソフトが115~600円前後の価格帯で購入可能で、高い物でも2000~3000円といったところ。
ジャンルも豊富でたいていのものは手に入る。
逆にこんな物まであったのか、っと驚かされるものも多く存在する。
 
日本の製品のように製造企業が機能を押し付けるような端末と違い、
「いいAppsなら企業だろうと個人だろうと関係ない」というオープンな設計が、
最終的に使いやすさとユーザーニーズの観点から的を獲た製品。
守りに入った攻めの姿勢がない今の日本企業には、とてもマネのできないものだと痛感。
現状この分野において日本製品は全く勝ち目がない。
 
お気に入りツール
■Air Video 350
自宅のPC内にある動画を、ネットを通して再生するツール。
PCで扱っている主要なフォーマットの大半が再生可能で、他のソフトに比べ高画質なのが特徴。
再生方式には通常のプレイ(MP4等)の他にライブコンバージョンとコンバートがあり、
あらかじめPC側でコンバート、リアルタイムコンバートをおこない、結果を通信し再生をする方式がある。
ただしPCを遠隔起動するわけではないので、PCの電源は入れておく必要がある。
※3G接続での再生はNG。
 たとえ使い放題の契約をしていてもパケット通信が尋常ではないので、一月に3~4時間使用しただけで
 ソフトバンクからマークされ通信制限の対象となる可能性がある。
 現状ソフトバンクのインフラでは大量の利用者を同時にさばくことが困難なものと推測される。
 また、そもそも通信速度が足らないので、再生時には画質を落とさなければならない。
 WiFiスポット、iホットスポット等のWiFiのサービスの利用が好ましい。
 
■お絵かき関係 115~800
それなりに使える。
ただし、現状 使い勝手はタブレットとは比較にならない・・・NG。
スケッチブック代わりに、っと考えていた人には少しガッカリな結果だったが、
今後のAppsの完成度しだいでは使い勝手が好転する可能性は大いにある、期待したい。
 
■ゲーム 115~1200
Real Racing HD 1200
 
ブラザーインアームズ2 900
 
性能はプレイステーション1.6(PS1とPS2の中間、それでも少しだけ2寄りなかんじ)
この価格帯のネットPCでこれほどの処理能力を持っているのはたいしたもの。
まさにカスタムチップの勝利。
PCのような単なるパーツの組み合わせでは、絶対に不可能な領域だと感じた。
 
 
今後はPCとの連携も含めてプレゼンテーションツールとしても活用していきたいと考えている。