SoftimageからMaya2015が正道





3年間Softimageをメインツールとしつつも3ds Max と Maya を使用ながら移行を模索していたのだが、昨年末からMayaへの移行をメインとして考えるようになった。
もちろん3ds Maxも3年前より試用するとともに、仕事に関しても使用するなど、ある程度スキルもは身に着けていたのだが、日本の業界においてはやはりMayaの需要が多く、そこが悩みどころであった・・・
Mayaを選んだ最大のポイントは、ツールとして似通った部分が3ds Maxよりも多く、Softimageユーザーが移行時に感覚的に馴染み易いという点だ。
過去に私は旧バージョンSoftimage3DからSoftimageXSIに移行する際、XSIの全く違うインターフェースにXSIに移行するかMayaに移行するか悩んだ程だ。それ程にXSIとMayaは新しく覚える対象として似通った感覚があった(実際は違うものだが、インターフェースや3DCGツールに対しての思考というかスタイルが似ていた)。
くわえて近年Softimage開発陣がMayaに移籍したというポイントも、Softimageユーザーには精神的に安心ができるポイントだろうと思う(私は特に強く思う)。
今回のMaya2015ではSoftimageユーザーがMayaに移行する際に支障をきたさないよう、細かいポイントではあるが機能の移植が成されている(詳しくは4GamerのMayaの記事を参照)。
全国のSoftimageユーザーの皆さん、Mayaに移行しましょう。
3ds Maxのユザー数は圧倒的です、第2のSoftimageを今後決して出さないためにもMayaに移行を・・・
油断禁物、オートデスクなら遣り兼ねません。巨大企業ですから今後Mayaの開発陣をMaxに移籍させた上でMayaを消し去り、ラインナップの整理と合理化を図ることはありえない話ではないと考えます。
今のオートデスクの状況を例えると、
3ds Maxバケツには満杯の水、Mayaバケツには半分程度の水、Softimageバケツには5分の1以下の水が入った状態(水はユーザーです)で、これを人(オートデスク)が片手に3ds Maxバケツ、もう片方にMayaバケツとSoftimageバケツを2つ持って歩いているような状態です。
満杯の3ds Maxバケツはこぼさないように慎重に運ばなければなりませんし、MayaとSoftimageの2つのバケツは持ちにくくバランスもとりずらいため不安定となっています。
このままの状態を続けて歩いてると、ふとした状況で躓き水こぼしかねません・・・
そこで人はこのまま安全に歩き続けるために、MayaバケツにSoftimageバケツの水を流し込み、Softimageバケツを捨てることにしました。
といった状態です。
ですが、今後に人が2つのバケツを持つ余裕がなくなり片手を空けなくてはならなくなった場合、更に安全で効率的な方法をとろうと考えるのは当然のことです。
そんな状況になったら私でも考えます、大きめのバケツを用意し3ds Maxバケツの水を入れ替え、その中に更にMayaバケツの中身を流し込んでしまおうと・・・
Mayaも今後は3ds Maxを単なるライバル製品としてではなく、驚異の対象として捉えつつ、独自に革新的進化をし続ける必要があります。
「頑張れMaya!!」
死ぬなよ・・・
 
 

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