Marmoset ToolbagとUE

Marmoset ToolbagのシーンをUE5で表示してみたい思い、データを移築してみようと思い立ちました。

 

Marmoset Toolbagは簡単にMaya等のDCCツールから簡単にデータを読み込むことができ、マテリアル定義から見られる画像構成までを素早く仕上げることが可能です。

 

UEはどうなのだろう、気になりますね。

 

早速データをUE用に再構築し読み込んでみようと思います。

マテリアル別でモデル選別しマージし、最後にデータブロックとして体と髪、衣装で分けてマージしました。

 

各モデルをFBXで書き出しUE5に読み込んでいきます。

 

ここでUEの弱点 ( ? ) が・・・

 

身体のモデルインポートのみで、53分という時間がかかってしまいました。

FBXのファイルサイズは88MB程度、Marmoset Toolbagでは全く問題なく一瞬で読み込むレベルです。

 

次に読み込もうとしている髪のFBXは158MBほどあります。嫌な予感しかしません。

 

不安に感じながらも、読み込みを開始すると、、、

6時間を経過しても読み込みが完了せず、残念ながら今回はあきらめることにしました。

 

Marmoset Toolbagでは問題が発生していないハイポリゴンデータも、UEでは手法を多少変えないといけないようです。

少なくとも髪に関してはUEのグルームを利用したものに変えていかなければならないようです。

 

ただ、体モデルの88MBファイルサイズで1時間も時間を要するのでは、チョッとルックデブには向きませんね。かといってUEに毎回最適化をしていたのではルックのブラッシュアップに時間が掛かってしまいます。

 

現時点では、最終的にUEであったとして、もモデル形状に関する部分はある程度Marmoset Toolbag等でルックを仕上げた方が良いのかもしれません。

 

きっとやり方はあると思いますので、しばらくはいろいろ試してみたいと思います。